「使わない布団が押し入れの大半を占領している」「来客用の布団をどこに収納すればいいか分からない」――布団の保管は、多くの家庭で悩みの種になっています。
布団は1組だけでもかなりのスペースを取る上に、季節ごとに使い分ける掛け布団や来客用布団まで含めると、収納スペースがいくらあっても足りません。特に近年のマンションは押し入れではなくクローゼットが主流で、布団の収納に不向きな間取りも増えています。
そこで活用したいのがトランクルームでの布団保管です。かさばる布団を自宅の外に預けることで、収納スペースに大きなゆとりが生まれます。この記事では、布団をトランクルームに保管する際のメリット、具体的な保管方法、カビや湿気対策まで徹底的に解説します。

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布団の収納がこれほど大変な理由
布団はとにかくかさばる
一般的な敷布団を三つ折りにしたサイズは、約100cm×70cm×厚さ15〜20cm。掛け布団を合わせると、1組で押し入れの1段をほぼ占領してしまいます。家族分や来客用を含めると、3〜5組の布団が自宅にあるというご家庭も珍しくありません。
クローゼット主流の間取りでは収納しにくい
最近のマンションや新築住宅は、押し入れではなくクローゼットが主流です。クローゼットは奥行きが浅いため、布団を折りたたんでも入りきらないことが多く、布団の行き場がなくなってしまいます。
湿気対策が難しい
布団は睡眠中の汗を吸収するため、使用後の湿気がかなりの量になります。この湿気を完全に乾燥させないまま収納すると、カビやダニの繁殖を招きます。特に日当たりの悪い部屋では、天日干しの機会が限られるため対策が難しくなります。
年に数回しか使わない布団がある
来客用の布団や、季節限定の掛け布団は、実際に使う期間よりも収納している期間のほうがずっと長いです。使用頻度の低い布団に貴重な収納スペースを割くのは、非効率と言わざるを得ません。
トランクルームで布団を保管するメリット
メリット1:押し入れ・クローゼットが劇的に空く
使わない布団をトランクルームに移すだけで、押し入れやクローゼットの収納力が大幅にアップします。空いたスペースを日用品や衣類の収納に活用でき、暮らし全体がスッキリします。
メリット2:適切な環境でカビ・ダニを防げる
空調管理された屋内型トランクルームは、温度・湿度が安定しています。自宅の押し入れよりもカビやダニのリスクが低い環境で布団を保管できるのは、大きな安心材料です。
メリット3:来客用布団の保管に最適
年に数回しか使わない来客用布団は、トランクルーム保管にうってつけです。必要な時に取りに行くスタイルにすれば、普段は自宅のスペースを占有しません。
メリット4:衛生的に保管できる
適切な準備をしてトランクルームに預ければ、自宅の押し入れに入れっぱなしにするよりも衛生的な状態を維持できます。特に定期的に天日干しができない環境に住んでいる方には大きなメリットです。
メリット5:布団以外のものも一緒に預けられる
トランクルームは布団だけでなく、毛布・枕・シーツ・布団カバーなどの寝具一式をまとめて保管できます。季節ものの衣類や家電と一緒に預ければ、月額料金を効率的に活用できます。

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布団をトランクルームに預ける前の準備
布団を長期間安全に保管するためには、預ける前の準備が非常に重要です。
しっかり天日干しする
保管前に必ず天日干しをして、布団内部の湿気を飛ばしましょう。晴れた日の10時〜14時の間に、片面2時間ずつ干すのが理想です。天日干しが難しい場合は、布団乾燥機を使って確実に乾燥させてください。
丸洗いまたはクリーニングに出す
長期保管する布団は、保管前に丸洗いまたは布団クリーニングに出すのがベストです。汗や皮脂を完全に除去することで、カビ・ダニ・黄ばみのリスクを大幅に低減できます。
全日本寝具寝装品協会の公式サイトでは、寝具のお手入れに関する情報が提供されていますので、参考にしてみてください。
掃除機でダニやホコリを吸引する
天日干しの後、布団専用の掃除機ノズルでダニの死骸やホコリを吸引しましょう。表面だけでなく、両面をゆっくりと丁寧に吸引するのがポイントです。
防虫剤・防カビ剤を用意する
布団用の防虫剤や防カビシートを用意しておきましょう。無臭タイプを選ぶと、取り出した時にニオイが気になりません。
布団の梱包方法:正しい手順で保管する
圧縮袋を使う場合
スペースを節約したい場合は、布団用の圧縮袋が有効です。ただし、使い方を誤ると布団を傷めてしまうため、以下のポイントを守ってください。
- 完全に乾燥させてから圧縮する
- 圧縮しすぎない(元の厚さの1/3程度が目安)
- 羽毛布団は圧縮しない(後述)
- 圧縮袋の口はしっかり密閉する
- 3〜6ヶ月に1回、圧縮をし直す
羽毛布団は圧縮袋の使用を避けてください。羽毛の軸(フェザー)が折れたり、ダウンボールが潰れたりして、復元力が大幅に低下します。羽毛布団は通気性のある布団袋か不織布ケースに入れて保管しましょう。
圧縮袋を使わない場合
布団を畳んで不織布の布団袋や収納ケースに入れる方法です。圧縮しないぶんスペースは必要ですが、布団への負担が少なく、取り出した時にすぐ使えるメリットがあります。
布団袋の中に乾燥剤と防虫剤を入れ、チャックを閉じて保管しましょう。
梱包のコツ
- 布団の下に除湿シートやすのこを敷くと、床からの湿気を防げる
- 段ボールに直接入れる場合は、内側にビニールシートを敷いてから布団を入れる
- 布団の間に防虫シートを挟むと効果的
- 複数組の布団を重ねる場合は、重い敷布団を下に、軽い掛け布団を上に置く

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布団保管に適したトランクルームの選び方
空調管理は絶対条件
布団の保管において、空調管理のないトランクルームは選択肢から外すべきです。布団は湿気を吸収しやすい性質があるため、高温多湿の環境ではあっという間にカビが発生します。温度・湿度が管理された屋内型を必ず選んでください。
搬入のしやすさ
布団は軽いものの、かさばるため運搬は意外と大変です。エレベーター付きの施設、駐車場から近い1階の部屋を選ぶと搬入・搬出がスムーズです。
サイズの目安
- 布団1〜2組:0.5帖程度
- 布団3〜4組+毛布:1帖程度
- 布団5組以上+寝具小物:1.5〜2帖程度
布団以外にも季節もの家電や衣類を一緒に預ける場合は、もう少し広いスペースを検討しましょう。
宅配型の布団保管サービス
自分でトランクルームまで運ぶのが難しい場合は、布団の宅配保管サービスという選択肢もあります。専用キットに布団を入れて送るだけで、空調管理された倉庫で保管してもらえます。クリーニング付きのサービスもあり、手間を最小限に抑えられます。
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布団の長期保管中のメンテナンス
定期的な状態チェック
3〜6ヶ月に1回は保管状態を確認しましょう。チェックポイントは以下の通りです。
- カビの発生がないか
- 異臭がしないか
- 虫食いの痕跡がないか
- 圧縮袋の空気漏れがないか
- 乾燥剤や防虫剤の効果が切れていないか
乾燥剤・防虫剤の交換
乾燥剤は吸湿量に限界があるため、定期的に交換が必要です。使い捨てタイプのシリカゲルであれば3〜6ヶ月が交換目安です。防虫剤もメーカーの記載に従って交換しましょう。
可能であれば風を通す
チェックのタイミングで、布団袋のチャックを開けて少し風を通すと、湿気の蓄積を防げます。15〜30分程度開けておくだけでも効果があります。
布団のダニ対策やお手入れ方法については、厚生労働省のアレルギー対策情報(www.mhlw.go.jp・サイト終了)ページも参考になります。
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布団の処分も選択肢に入れる
トランクルームに預ける前に、本当にすべての布団が必要かどうかを改めて考えてみましょう。
こんな布団は処分を検討
- 10年以上使っている布団(ヘタリや衛生面が気になる)
- カビやシミがひどい布団
- 家族構成の変化で余った布団
- 来客用だが来客がほぼない場合の布団
布団の処分は自治体の粗大ゴミ回収に出すほか、布団の買取サービスやリサイクルショップに持ち込む方法もあります。本当に必要な布団だけをトランクルームに預けることで、コストを最小限に抑えられます。

よくある質問(Q&A)
Q1. 布団をトランクルームに預ける費用はどのくらいですか?
屋内型トランクルームで0.5〜1帖を借りる場合、月額3,000〜10,000円程度が相場です。宅配型の布団保管サービスであれば、1組あたり月額500〜1,500円程度から利用できるものもあります。
Q2. 羽毛布団はどうやって保管すればいいですか?
羽毛布団は圧縮せず、通気性のある不織布の布団袋に入れて保管するのが鉄則です。ふんわりとした状態を維持できるよう、上に重いものを乗せないようにしましょう。空調管理された環境であれば、羽毛の品質を長期間維持できます。
Q3. 屋外型のコンテナに布団を預けても大丈夫ですか?
おすすめしません。屋外コンテナは温度・湿度の変動が激しく、布団にカビが生えたり、ダニが繁殖したりするリスクが高いです。布団の保管には必ず空調管理された屋内型を選んでください。
Q4. 布団圧縮袋のおすすめの使い方は?
綿布団やポリエステル布団であれば、元の厚さの1/3程度まで圧縮してOKです。掃除機で空気を抜くタイプが一般的で、100円ショップでも手に入ります。ただし、3〜6ヶ月に1回は空気を入れ直して圧縮し直すと、型崩れを防げます。
Q5. 布団のカビを見つけたらどうすればいいですか?
軽度のカビであれば、布団専用のカビ取りスプレーを使い、天日干しで乾燥させることで対処できます。ひどい場合は布団クリーニングの専門業者に依頼しましょう。カビが広範囲に及んでいる場合は、健康面を考慮して処分を検討してください。
Q6. 宅配型とトランクルーム型、布団保管にはどちらが向いていますか?
1〜3組程度の少量であれば宅配型が手軽でコスパも良いです。4組以上の大量保管や、布団以外のものも一緒に預けたい場合はトランクルーム型のほうが効率的です。
まとめ
布団はかさばるうえに湿気に弱いため、自宅での保管が難しいアイテムの筆頭格です。トランクルームを活用すれば、これらの悩みを一気に解消できます。
布団をトランクルームで保管する際のポイントをまとめます。
- 保管前に天日干し+クリーニングで汚れと湿気を除去する
- 羽毛布団は圧縮せず、不織布ケースで保管する
- 空調管理された屋内型トランクルームを選ぶ
- 乾燥剤・防虫剤を入れ、定期的に交換する
- 不要な布団は処分してコストを最適化する
かさばる布団をトランクルームに預けるだけで、自宅の収納事情は驚くほど改善します。快適な住空間を取り戻すために、ぜひ検討してみてください。
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最後までお読みいただきありがとうございます。収納のお悩みには、こちらの記事もぜひご覧ください。
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